竜巻 越谷市 野田市 9月2日 被害 どこに逃げればいいの?【画像】【動画】 [ニュース]
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昨日、埼玉県越谷市・千葉県野田市などで竜巻が発生し、多くの怪我人や家屋の倒壊などが発生しました。
突如として牙を剥いた自然の猛威に対して、私たちはあまりにも無力です。
まずは竜巻発生の動画および現場の惨状をご確認ください。
この記事の後半では「竜巻が発生したらどこに逃げればいいのか?」についてまとめてみました。
「大きな地震が発生したら津波に備えて高台に避難しましょう」
「雷が鳴ったら屋内に避難するか、高い建造物のそばで姿勢を低くしましょう」
「竜巻が発生したら・・・あれ?どうすればいいんだっけ?」
私たちは小さい頃から地震や雷の発生時への対処方法は習ってきているのですが、竜巻に関する知識を持っている人は多くありません。
台風のようにある程度進路が分かっていれば事前に対策できるのですが、竜巻はいつどこで発生するか分かりません。
昨今の日本亜熱帯化に伴い、残念ながら竜巻の発生は身近なものとなりつつあります。
ここで正しい知識を身につけ、竜巻発生時の災害を最小限に食いとどめられるようにしていただきたいと思います。
では、竜巻が発生したらどうすればいいのか。
竜巻大国であるアメリカではこのように教えられているようです。
地下室のある家:
窓には近寄らないようにしましょう。地下室に入り、何か頑丈なもの(重いテーブルや作業台)下に入るか、マットレスや寝袋でカバーしてください。上の階にある重たいもの(ピアノ、冷蔵庫、ウォーターベッドなど)下も避けます。弱体化した床を突き破って、下敷きになる可能性があります。頭部保護にはヘルメットが有効です。
地下室のない家、アパート、マンション:
窓には近寄らないようにしましょう。最下階の(1)中央にある小さな部屋(トイレやクローゼットなど)、(2)階段下部分、(3)窓のない廊下に移動します。そして、できる限り床に伏せ、顔を下に向け、両手で頭を覆います。浴槽に隠れるのもいいでしょう。屋根や天井の崩落・飛来物から身を守るために、何か厚手のもの(マットレス、毛布など)でカバーしましょう。頭部保護にはヘルメットが有効です。
オフィスビル、病院、老人ホームや超高層ビルの場合:
建物中央部にある「窓がなく閉鎖された空間」に避難します。可能な限り低い階で、ガラスから離れていればいいでしょう。床に伏せ、両手で頭を覆います。通常、階段は避難に適した場所で、混雑していければ、すぐに下の階へ避難できます。エレベーターは電源が失われた場合、閉じ込められる可能性があります。
可動式家屋の場合:
外へ出てください!たとえ地面に固定されていたとしても、それが地下シェルターや固定式の住居、頑丈な建物のように安全ではありません。竜巻の避難計画どおり、避難所や丈夫な建造物に移動しましょう。可動式家屋が固定されていたとしても、ほとんどの竜巻は破壊してしまいます。
学校の場合:
決められたルールに従ってください!言われたとおりに屋内のホールや部屋に移動します。姿勢を低くし、頭を下げ、両手で後頭部を守りましょう。窓には近寄らないようにしましょう。また、体育館や講堂のようなオープンルームにも近づかないようにしましょう。
車やトラックの場合:
竜巻は車にとって極めて危険です。車が竜巻に巻き込まれてしまえば、まず助かりません。竜巻を発見した場合、道路の渋滞がなければ、竜巻の進路に対して直角に移動することで避けられるかもしれません。頑丈な建物内にある避難所を探すか、または可能であれば地下に避難しましょう。強風や飛来物にに捕まった際は、できるだけ素早く安全に車を路肩へ止め、シートベルトをして車内で待機しましょう。頭を窓よりも低くし、両手で頭を守ります。毛布、コート、クッションがあればなおよいでしょう。もし安全に車道よりも低い場所に移動できそうな場合は、車を残して移動し、その場で両手で頭を守って伏せます。橋の下の避難所(一般的に安全と言われている)を探し求めるのはやめましょう。飛来物に対処する術がなく、深刻な交通事故につながりかねません。
屋外の場合:
可能であれば、頑丈な建物に避難します。それができなければ、なるべく低い場所に伏せ、両手で後頭部を守ります。木や車からはできるだけ離れましょう。風で舞い上がって上から降ってくる恐れがあります。
ショッピングモールや大型店の場合:
パニックを起こさないでください。周囲を監視し、トイレや倉庫、小さな閉鎖空間に可能な限り迅速に移動し、窓からはなれましょう。
教会や映画館の場合:
パニックを起こさないでください。可能な限り迅速かつ整然と屋内のトイレや廊下に移動し、窓からはなれます。地面に伏せ、両手で頭部を守ります。それすら間に合わない場合は、座席や信者席下に隠れ、両手で頭を保護します。
知識は正しく行動できて初めて意味があります。
竜巻時の避難について、日頃から家族と話し合っておくと良さそうですね。
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竜巻 越谷市 野田市 9月2日 被害 どこに逃げればいいの?【画像】【動画】
Tornado.JPG Photo by Jmos
昨日、埼玉県越谷市・千葉県野田市などで竜巻が発生し、多くの怪我人や家屋の倒壊などが発生しました。
前線に南から湿った空気が入り込んで大気が不安定になった影響で、埼玉県越谷市や千葉県野田市などで2日午後2時すぎ、竜巻と見られる突風が吹いた。埼玉県警によると、午後9時現在、越谷市内で66人がけがをし、うち2人が頭や足の骨が折れる重傷。野田市で1人が軽いけがをした。埼玉、千葉両県のまとめでは、同9時までに少なくとも547棟の建物に被害が出た。
気象庁は、竜巻の強さを示す国際的な尺度「藤田スケール(F)」(6段階)では、5番目に強い「F1」以上とみている。
朝日新聞デジタル:埼玉・千葉で竜巻 67人けが、547棟に被害 - 社会
突如として牙を剥いた自然の猛威に対して、私たちはあまりにも無力です。
まずは竜巻発生の動画および現場の惨状をご確認ください。
この記事の後半では「竜巻が発生したらどこに逃げればいいのか?」についてまとめてみました。
す、す、すごい…。竜巻だけでこんなに… 家とか建物ぐちゃくちゃ… pic.twitter.com/ZUPDxaLJPc
— 松浦 菜々美 (@SooyoungN) September 2, 2013
竜巻で家の上に家がある pic.twitter.com/BML86akI7g
— 谷井柚香 (@bijunos) September 2, 2013
竜巻こわすぎる… pic.twitter.com/yxo3FnSuUu
— ゆい_k (@yui_kei_) September 2, 2013
怖い・竜巻 pic.twitter.com/AtZ6ySsvZu
— 艶^o^ (@102034AB) September 2, 2013
@tim1134 越谷の竜巻 まるで爆撃だ! pic.twitter.com/EBqLe1V5Ry
— ke193 (@112ata) September 2, 2013
@penguin_laugh その奥の大袋(;´д`) だけど普通に玄関の前竜巻グォォォォォ!!!靴下片方だけ飛ばされただけで済んだけど、知り合いのおじさんの家半壊した pic.twitter.com/BDIE2n4vaC
— 石川岳 (@x4869) September 2, 2013
え!越谷竜巻! pic.twitter.com/KmYXLZw6Qp
— たいら (@tomi103taira) September 2, 2013
午後2時過ぎ竜巻発生。空には取材ヘリ7、8機。スマホなかなか繋がらず。想像以上の被害で竜巻の怖さを再認識。 pic.twitter.com/knMYk2hNRW
— machikado (@acdc00) September 2, 2013
竜巻発生、そのときあなたは?
「大きな地震が発生したら津波に備えて高台に避難しましょう」
「雷が鳴ったら屋内に避難するか、高い建造物のそばで姿勢を低くしましょう」
「竜巻が発生したら・・・あれ?どうすればいいんだっけ?」
私たちは小さい頃から地震や雷の発生時への対処方法は習ってきているのですが、竜巻に関する知識を持っている人は多くありません。
台風のようにある程度進路が分かっていれば事前に対策できるのですが、竜巻はいつどこで発生するか分かりません。
昨今の日本亜熱帯化に伴い、残念ながら竜巻の発生は身近なものとなりつつあります。
ここで正しい知識を身につけ、竜巻発生時の災害を最小限に食いとどめられるようにしていただきたいと思います。
竜巻大国・アメリカに学ぶ竜巻からの避難術
では、竜巻が発生したらどうすればいいのか。
竜巻大国であるアメリカではこのように教えられているようです。
地下室のある家:
窓には近寄らないようにしましょう。地下室に入り、何か頑丈なもの(重いテーブルや作業台)下に入るか、マットレスや寝袋でカバーしてください。上の階にある重たいもの(ピアノ、冷蔵庫、ウォーターベッドなど)下も避けます。弱体化した床を突き破って、下敷きになる可能性があります。頭部保護にはヘルメットが有効です。
地下室のない家、アパート、マンション:
窓には近寄らないようにしましょう。最下階の(1)中央にある小さな部屋(トイレやクローゼットなど)、(2)階段下部分、(3)窓のない廊下に移動します。そして、できる限り床に伏せ、顔を下に向け、両手で頭を覆います。浴槽に隠れるのもいいでしょう。屋根や天井の崩落・飛来物から身を守るために、何か厚手のもの(マットレス、毛布など)でカバーしましょう。頭部保護にはヘルメットが有効です。
オフィスビル、病院、老人ホームや超高層ビルの場合:
建物中央部にある「窓がなく閉鎖された空間」に避難します。可能な限り低い階で、ガラスから離れていればいいでしょう。床に伏せ、両手で頭を覆います。通常、階段は避難に適した場所で、混雑していければ、すぐに下の階へ避難できます。エレベーターは電源が失われた場合、閉じ込められる可能性があります。
可動式家屋の場合:
外へ出てください!たとえ地面に固定されていたとしても、それが地下シェルターや固定式の住居、頑丈な建物のように安全ではありません。竜巻の避難計画どおり、避難所や丈夫な建造物に移動しましょう。可動式家屋が固定されていたとしても、ほとんどの竜巻は破壊してしまいます。
学校の場合:
決められたルールに従ってください!言われたとおりに屋内のホールや部屋に移動します。姿勢を低くし、頭を下げ、両手で後頭部を守りましょう。窓には近寄らないようにしましょう。また、体育館や講堂のようなオープンルームにも近づかないようにしましょう。
車やトラックの場合:
竜巻は車にとって極めて危険です。車が竜巻に巻き込まれてしまえば、まず助かりません。竜巻を発見した場合、道路の渋滞がなければ、竜巻の進路に対して直角に移動することで避けられるかもしれません。頑丈な建物内にある避難所を探すか、または可能であれば地下に避難しましょう。強風や飛来物にに捕まった際は、できるだけ素早く安全に車を路肩へ止め、シートベルトをして車内で待機しましょう。頭を窓よりも低くし、両手で頭を守ります。毛布、コート、クッションがあればなおよいでしょう。もし安全に車道よりも低い場所に移動できそうな場合は、車を残して移動し、その場で両手で頭を守って伏せます。橋の下の避難所(一般的に安全と言われている)を探し求めるのはやめましょう。飛来物に対処する術がなく、深刻な交通事故につながりかねません。
屋外の場合:
可能であれば、頑丈な建物に避難します。それができなければ、なるべく低い場所に伏せ、両手で後頭部を守ります。木や車からはできるだけ離れましょう。風で舞い上がって上から降ってくる恐れがあります。
ショッピングモールや大型店の場合:
パニックを起こさないでください。周囲を監視し、トイレや倉庫、小さな閉鎖空間に可能な限り迅速に移動し、窓からはなれましょう。
教会や映画館の場合:
パニックを起こさないでください。可能な限り迅速かつ整然と屋内のトイレや廊下に移動し、窓からはなれます。地面に伏せ、両手で頭部を守ります。それすら間に合わない場合は、座席や信者席下に隠れ、両手で頭を保護します。
知識は正しく行動できて初めて意味があります。
竜巻時の避難について、日頃から家族と話し合っておくと良さそうですね。
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2013-09-03 13:48
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